2002 第14号
目 次

目次 1
研究論文
★ エラスムスにおける自己と他者―ルターとの「自由意志論争」における 中沢 哲 5
相克を中心として―
★ カントの道徳思想における「自然的な良識」とJ.J.ルソー 土屋靖明 19
★ フランス19世紀後半から20世紀初頭にかけての知的障害児教育の展開 星野常夫 33
―知的障害児教育制度の成立過程とブルヌヴィル,D,M,(1840-1909)
★ ドゥルーズ=ガタリの理論にもとづく子ども理論の試み 森田裕之 49
課題研究報告:日本におけるフランス教育研究の到達点と課題
★ フランス(教育)思想を捉える視点 沼田裕之 65
★ 社会教育研究の立場から 末本 誠 75
★ 自己研究史を通してのいくつかの提言 小野田正利 83
★ フランス教育研究へ向かう心 原 聴介 69
★ フランス教育研究のこれから―制度史的観点から― 梅沢 収 94
研究情報
◎ 2001年のフランス教育の動き 上原秀一 97
<書評1>F.Dubet et M.Duru-Bellat <> Seuil,2000 藤井佐知子 101
<書評2>J-Cフィユー編『デュルケムの教育論』行路社、2001 藤 勝宣 107
<書評3>ツヴェタン・トドフ『われわれと他者:フランス思想における 沼田裕之 113
他者像』 法政大学出版局、2001
<書評4>平野千果子『フランス植民地主義の歴史:奴隷制廃止から 古沢常雄 119
植民地帝国の崩壊まで』人文書院、2002
<図書紹介1>Ministere de l'Education nationale : Qu'apprend-on a l'ecole 池田賢市 125
elementaire,CNDP,2002
<図書紹介2>Henry Peyronie : Celestin Freinet-Pedagogie et 坂本明美 129
emancipation-, Hachette,1999
<コレクション紹介>小林順子会員による日仏会館への寄贈図書 大津尚志 133
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