2004 第16号
目 次

目次 1
研究論文
フランスにおける教育の正統(正当)性原理に関する一考察 小代純子 5
−J.L.ドゥルーエの議論を手がかりにして−
ベルクソンの道徳論における<プロパガンダ>(宣教)に関する教育学的考察 土屋靖明 19
−<呼びかけ>と<反響>−
研究ノート
フランスにおける芸術教育の法的基盤に関する研究 永島茜 35
−1988年芸術教育法を中心として−
生活指導専門員(conseiller principal d'education) に関する歴史的一考察 中川千夏 49
課題研究報告:フランスにおいて『教育』思想は如何に教育制度に『生かされ』てきたか
「フランスにおいて『教育』思想は如何に教育制度に『生かされ』てきたか」をどう考えるか 石村雅雄 65
ドゥルーズ=ガタリの思想に基づく制度 森田裕之 69
新しい教育基本法と哲学者=国民教育大臣リュック・フェリー 上原秀一 79
ワロンの「表象」論の教育思想的意義 −公民教育の原理と特別活動論への示唆− 西岡けいこ 89
研究情報
2003年のフランス教育の動き 上原秀一 99
<資料紹介>スイス・ロマンドにおける音楽科教育 今由佳里 103
<書評1>Christine QUARFOOD:Condillac,la statue et l'enfant
        :philosophie et pedagogie au siecle des lumieres(L'Harmattan,2002) 板倉裕治 113
<書評2>コリン・コバヤシ編著
『市民のアソシエーション −フランスNPO法100年−』(太田出版、2003年) 岩橋恵子 119
<書評3>小田中直樹著
『歴史学のアポリア−ヨーロッパ近代社会史再読−』(山川出版社、2002年) 沼田裕之 125
<書評4>G.ウォルフォード・W.S.F.ピカリング編著/黒崎勲・清田夏代訳
『デュルケムと現代教育』(同時代社、2003年) 清田夏代 131
<図書紹介1>日本フランス語教育学会編『フランス語で広がる世界−123人の
仲間−』(駿河台出版社、2004年)、東京都立大学フランス文学研究室編
『フランスを知る−新<フランス学>入門−』(法政大学出版局、2003年) 吉沢常雄 137
<図書紹介2>『教育学辞典』(ボルダ出版社、2000年) 堀内達夫 141
<フランス教育行政研究入門> 小野田正利 145
会員の2003年の研究成果一覧 153
学会彙報
2003年度の会務報告 159
2003年度の大会報告 160
紀要刊行規定・編集委員会日誌 161
投稿規定 162
フランス教育学会会則 163
役員リスト・編集後記 164