2006 第18号
目 次

目次 1
研究論文
18世紀フランスにおける「聾唖者」へのまなざしの思想史的意味 坂倉祐治 5
ルソー『新エロイーズ』におけるコンヴェルシオン(conversion)の再検討 室井麗子 19
課題研究報告:宗教と教育の関係をめぐる言説の再検討−フランスの場合
シンポジウム「宗教と教育をめぐる言説の再検討」について 坂本雅彦 35
宗教と教育をめぐる言説の再検討−ヴォルテール(寛容論)から 古沢常雄 39
ラ・シャロテ経由コンドルセ(教育の世俗化)へ−
19世紀共和国の公教育構想における公民教育と宗教 清田夏代 49
―デュルケム道徳教育論との関連において―
現代フランスにおける公民教育と宗教 藤井穂高 59
−「イスラームのスカーフ事件」とめぐる議論をてがかりに−
研究情報
2005年のフランス教育の動き 上原秀一 71
<書評1>Alain Vergnioux,Cinq études sur Célestin Freinet 宮橋小百合 75
(Presses Universitaires de Cean,2005)
<書評2>西岡けいこ著『教室の生成のために 梅本 洋 81
―メルロ=ポンティとワロンに導かれて―』
(勁草書房、2005年)
<図書紹介1>『学校を出てから・・・2001年世代の実生活第一歩』 堀内達夫 87
(CEREQ,2005)
<図書紹介2>フランス外務省編、宝利桃子訳『現代のフランス』 鈴木規子 91
(原書房、2005年)
<図書紹介3>中野善達・赤津政之著『世界最初のろう学校創設者ド・レペ 星野常夫 95
―手話による教育をめざして―
(明石書店、2005年)
<コレクション紹介>「フランス教育史コレクション」(後) 松浦正博 99
広島大学中央図書館特別資料室所蔵
<自著を語る>『現代イギリスの教育行政改革』(勁草書房、2005年) 清田夏代 107
<フランス大学評価研究入門> 111
会員の2005年の研究成果一覧 115
学会彙報
2005年度の会務報告 119
2005年度の大会報告 120
紀要刊行規定・編集委員会日誌 121
投稿規定 122
フランス教育学会会則 123
役員リスト・編集誤記 124