コロナと教育(日欧比較)
緊急課題:新型コロナ(COVID-19)によって、世界中で生活が激変したのではないだろうか。
本研究課題の作成時にはだれも予想していなかった課題を学校現場にもたらしている。
今回、共同研究として日本と欧州諸国でコロナ禍にどのような対応がされたのか、その現状と課題をおってみた。
また本科研の研究課題である早期離学にどのような影響を与えるか、継続して追跡することにしたい。
今後、世界中でコロナ感染症の進捗によって、深刻な不登校、中退、学力低下、学習環境の格差拡大が心配されるため、
諸外国の対応を整理し、日本の状況と比較しながら検討を重ねていきたいと考えている。
科研基盤(A)(19H00618)「中等教育の生徒が早期離学・中退・進路変更する要因と対策に関する国際比較研究」
以下に、各国の状況と課題をまとめてみた。(2020年7月-8月現在)
以下に、各国の参照資料一覧を作成してみた。(2021年6月29日更新)
(2022年1月25日更新)
その他、研究紹介。(2021年5月28日現在)
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有江ディアナ(世界人権問題研究センター)
「新型コロナウィルス感染と学校 海外の学校-スペイン-」
『季刊教育法』 (207)、58 - 59頁、2020 年12 月
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園山大祐(大阪大学)
「新型コロナウィルス感染と学校 海外の学校-フランス-」
『季刊教育法』 (207)、56 - 57頁、2020 年12 月
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星野優(元大阪大学大学院生)
「新型コロナウィルス感染と学校 海外の学校-フィンランド-」
『季刊教育法』 (208)、62 - 63頁、2021 年3 月
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田平修(大阪大学大学院生)・林寛平(信州大学)
「コロナ禍におけるスウェーデンの学校教育」
『比較教育学研究』62 号、41-58 頁、2021 年
日本比較教育学会
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二井紀美子(愛知教育大学)
「コロナ禍で学校再開に向けて揺れるブラジル」『edumate』vol.5、8-9 頁、2021 年
昭和女子大学現代教育研究所
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園山大祐/辻野けんま/有江デイアナ/中丸和著
「国際比較に見るCOVID-19対策が浮き彫りにした教育行政の特質と課題 -フランス,
スペイン,ドイツ,日本の義務教育に焦点をあてて-」
『日本教育行政学会年報第47号』(2021年10月)
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日本教育政策学会第28回大会課題研究(2021年7月11日) 静岡大学
「With/Afterコロナ時代の教育と教育政策・統治」
園山大祐:「コロナ危機対応教育政策の国際比較-初等中等教育の授業実施状況から-」
(教育政策学会年報第29号(2022年7月刊行予定)に掲載予定)